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ココロ
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作詞 柿口 渚 |
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『自分』というモノは
何で出来ているんだ
とりあえず答えとして
無機質なプラスチックの
人体模型を見せられても
たいして実感 湧かないし
たしかに身体はそれかもしれない
じゃあ このココロは何なんだ
友達の顔
意味不明な数式
今日の天気
テレビで流れる殺人事件
いつもの歩道
ひんまがったガードレール
見向きもされない小さな花
いつまで経っても 掴み取れない空の蒼
何かに追われるように
今日もひたすら歩いてく人々
日常ばかりが過ぎていく
この虚しい想いは何なんだ
誰か答えてくれ
誰か教えてくれ
正解など 何処にも無いが
聞こえてるのか
わかってるのか
この叫びの意味が
消え入りそうで 不確かな自分
きちんと見ていろ すぐ見失っちまう
何かから逃げるように
今日も明日も歩いてく人々
知らないうちに過ぎていく
時間の大切さって何なんだ
何も判らない
何も解らない
今はひたすら歩くだけ
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