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溺れた人魚姫
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作詞 時計ウサギ |
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長い長い眠りにつきましょう。
王子の愛しさ忘れず抱きしめたまま
永い永い恋歌を響かせましょう。
愛しさに溺れた人魚姫を忘れぬよう―・・・
恋を知った人魚姫 禁断を犯した人魚姫
愛しさに眩んだ人魚姫。
魔女に美しき声を渡して 「人間」になった
愛しい王子様は 人魚のトナリ
あの深い深い海の底でみた儚き夢は叶ったのだろうか
目が眩む程の愛しさを秘めたまま
声を失った姫に愛の言葉を囁けるものなど
何一つもないと知ったあの頃の幼かった小さな女の子
愛しき日々は風と共に過ぎ去った
王子の式は明日になる
助けてくれると言い放つ姉達からの短剣で
王子を殺せと聞こえる短き言葉達
首は横に振るだけで
王子の愛する気持ちをつたえた人魚姫
愛してしまったの 王子様
痛みと引き換え 愛しさを与えてもらった
この心にもうアナタへと伝える術はなくしてきたから
泡になった人魚姫
王子に誰か伝えて 最後の願い
「さようなら アイシテル」
長い長い眠りにつきましょう。
王子の愛しさ忘れず抱きしめたまま
永い永い恋歌を響かせましょう。
愛しさに溺れた人魚姫を忘れぬよう―・・・
深い深い海の底
見つけたのは人魚の涙 愛の泪
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