|
|
|
お前がおらん。
|
作詞 あきゆき |
|
お前が、おらんねん。
俺の前から
姿消したんや
世界中の何処探しても
お前の姿は あらへん。
なんでや?何処いったん?
そや、お前が好きやった場所!
あそこに
おるんちゃうかなぁて
探してみてん。
せやけど お前の姿なんて
どこにもあらへんかったわ。
そや、お前の両親に聞いてみたらえぇ!
聞いてみたらな
お前の両親なんて言うたと思う?
「あの子は・・・もうおらへんやん」
そう言ったんや。そんで
部屋の中の仏壇見たわ。
なんや・・・。
お前、死んでしもうたんやっけ・・・?
俺鈍感やから、全然
知らへんかったわ。
・・・なんて嘘じゃボケ。
ほんまは、
―ずっと前から お前がいない事 しっとったよ―
だけど、気付きたくなかったんや。
お前はまだ
俺の中で 生きてるんやもん。
まだ、きっれぇな お前がおるよ。
【写真の中に】
そや、いつもの 笑顔やねんもん。
【お前の写真】
だけど、俺の目には
お前なんか見えへんかった。
そやから やっと気付いた。
「お前がおらん。」
|
|
|