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同じ重さの命
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作詞 羽琉 |
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私の知らない場所でたくさんのことが起きている
今いるこの世界で苦しんでいる人がいる
助けを求めている人が…たくさんいる
こんな世界に生まれてきて
なぜ人々が平等に暮らせないのだろう
薬・食料・水・家族・愛・平和…
総て人々に平等であるべきはずのものが
今世界のどこかで欠けている
戦争で家族が勇敢な死を遂げた
それは誰のため?国のため?戦えない人々のため?
勇敢な死と称えられる無残で空しい死は
いったい誰のためだというのだろうか…
感染病で幼い子供が苦しんでいる
私たちに何ができる?
薬を届けるなんてできない
そんなことをしている間にも命が消えていっている
励ましたって届かない言葉 伝わらない気持ち
住んでいる場所の近くに爆弾が落ちた
私たちとは無縁の世界の出来事のようだけれど
同じ地球上で恐怖を感じながら
毎日を精いっぱい生きている人はいる
こういうことがあるからこそ
今豊かに暮らしている人に言いたい
生まれてきた命はみんな同じ重さで
死んでいいやつなんかいないんだよ
自分で終わらせていい人生なんかないんだよ
苦しかったらあがいてみようよ
辛かったら泣きたいだけ泣けばいいよ
同じ地球上に生まれてきた命には
ちゃんと見守ってくれる人がいる
泣きたいときは一緒に泣いてくれるよ
辛いときには一緒に悩んでくれるよ
同じ重さの命なんだから簡単に殺したり
人生がつまんないなんて死んだりしちゃだめだよ
たった一度の人生だからこそできることがある
たった一度の人生でしかできないことがある
だから、命を軽く扱っちゃ…だめなんだよ
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