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精一杯の強がり
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作詞 ハンターの王 |
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心を無に売り払ってでも 歩き続けなくてはならない
そうでなくとも僕は弱いのだ 覚束ない足取りで構いやしない
あまりにも苦痛すぎて胸の音を止めてしまうにはまだ早すぎる
せめて残る余裕 捨てきってしまってからにしないか
すれ違う人が怖い いつかは切っ先向けられそうで
時々は泣きながら気づいたりする 小さな僕だということに
足が痛くてもうだめだ 頭が悪くてやっていけない
頑張ってきたのに 恰好悪いよね こんなんじゃ
いつでも傍にいてほしかった もっと誰より包んでほしかった
いらないと言いながら見返りを求めてたのかも知れない
こんなに小さな抵抗じゃ何も止められないことくらい知ってたさ
誰のためこんなにも 人からはぐれているのだろう
いつからこんなにも 夢を見なくなっただろう
暗い部屋でひとり佇む 愛に飢えて 愛を求めて
誰も聴いてくれなくとも 歌い続ける 僕の歌を
いつか必ず届くと信じて 描き続ける 生きた印を
むだじゃないさ すべて やったことには意味があるから
笑わないでくれ 精一杯の強がりなんだ 僕なりの
それがたとえ未来のほんの一瞬であっても
誰かに伝わればいい この想いが 僕の痛みが
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