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ラムネ
作詞 小林響希
朝も夜も 蝉の声 夏の訪れは少し耳障りで
彼らだって懸命に儚い命を歌っているのにね

朝も夜も 僕はといえば いつでも君に夢中だった
もう何もかもが僕の邪魔をしているような
気さえしてた

この想いを告げる勇気もないくせに
限界を知らずにどこまでもどこまでも

ビー玉にはじき出されたラムネのように あふれ出す僕の気持ち
君の渇いた喉を潤わすことはできるだろうか

海も空も 深い青 夏の訪れは相変わらず眩しくて
君の事を滲ませていく いつ消えるかと不安で
仕方なかった

この想いの行き場を誰か教えて
限界を超えても果てしなく果てしなく

ビー玉にはじき出されてこぼれたラムネは この僕の今のかたち
灼けたアスファルトに溶けてその色を瞬間になくす

そして
最後にぽつんと残るビー玉のように 
君へと届かなかった僕の気持ち
夏の終わりを待たず君の背に 
カラカラと寂しい音を立てる

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル ラムネ
公開日 2005/04/18
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コメント 去年の夏、洗車をしているときに突然思いついたものです。内容自体は切ないですが、切なさの中に、夏特有の綺麗な情景を織り交ぜて仕上げてみたつもりです。よろしくお願いします。
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