|
|
|
ジャングルジムのあなたo2
|
作詞 *花穂*.☆。・.。☆ |
|
私もあなたも
似通った悩みを抱いていて
不安に胸が押しつぶされそうになっていたのは
2人共同じだったo
やがて
細く伸びた2人の影と
色んな感情が混じって出来た不安定な気持ちが
そっと寄り添うように
重なったo
嬉しいんだか悲しいんだか分からなかったけど
溢れてくる涙を
2人共抑えることなく
長い間
お互い顔をそむけて泣いていたo
だけど肩に伝わる体温に安心していたo
その瞬間
私達は世界中の誰よりも
解り合えていたと思うo
私はあなたの存在が嬉しかったo
何年かして
今また私はこのジャングルジムの前に来ていますo
私はあの時よりも
地に足が着いた生き方が出来るようになり
このジャングルジムが少し小さく感じますo
先日あなたが事故に遭って他界したと聞きましたo
私はずっと
いつかまたあなたとここで再会し
このジャングルジムの上に登り
今の自分達のことを
あの時の私達のことを
楽しく話せると思っていたから
ずっとどこかで繋がっている気がしてたから
心の隅にあったあなたの場所が空っぽになったような気持ちですo
もっと早くこの場所に来ていれば良かったo
あなたとこの場所にもうずっと会いたかったのにo
私はそのままジャングルジムにもたれ掛かって
あの時みたいに溢れる涙を抑えることなく泣いたo
あなたの名前を何度も呟いたo
あの日から
辛い時や前が見えなくなった時は
あなたの名前を心の中で呼ぶくせがついていたのo
もう子供じゃないけど
明日からまた頑張るから
今日だけはこの場所で泣かせて
|
|
|