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ひこうき雲
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作詞 空希 |
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空を見上げる度に探している僕がいる 君が好きだった ひこうき雲
あの頃はあまりに僕ら幼すぎて
今日と同じ明日が続くんだと信じてた
2人で初めての夏祭り しきりに欲しがったオモチャの指輪
毎日君の指見る度に 幸せだった それで十分だった
僕は君の何を見てたんだろう 怖がってばかりで
分かってあげられなかった 静かな涙の意味を
あの頃はあまりに僕ら不器用すぎて
すれ違い始めた心 何も出来ずに
僕は何を迷ってたんだろう 何を躊躇ってたんだろう
もしも時間を戻せたら… そう願わない日はない
そう願わない日はない
今なら思いきり抱きしめてやれるのに
今なら思いきり好きと言えるのに
必死に涙をこらえて震える手を 僕は握れなかった
振り返らず列車に走っていく君を 僕は止められなかった
君のいない2度目の朝に届いた
サヨナラした日消印の君からの手紙
「ありがとう。」たった5文字だけのその手紙で
初めて僕は涙を流した
失って気付かされた 君の存在の大きさ 僕は本当に 本当に君を…
今も引き出しの奥に 叶わない再開と一緒に閉まってある
もし「好き」と言えてたら 今と違う未来があったのかな
好きだよ 好きだよ
空を見上げる度に探している僕がいる 君が好きだった ひこうき雲
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