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大切な人へ
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作詞 唯夏 |
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私はとてもやんちゃだったから、すぐ大声をだしたりテーブルの上にのってしまい、よくおじいちゃんに怒られた...
でも私が絵をかいて、見せるとそこには笑顔があった。
「上手やな。」と言ってくれた。
その顔を見るのが、本当に好きだった。
もうその笑顔も見れないね...
おじいちゃんは絵を描くのが上手だった。
今でもおじいちゃんの描いた絵は持ってます。
習字もとても上手だった。
私の傘が壊れた時もよく直してくれた。
そんな日々が楽しかったよ。
でもおじいちゃんはある日を境に病院によく入院してた。
心配だったけど、遠い病院でお見舞いに1度しかいけなかった...
ある日お母さんに聞かされて、おじいちゃんの家に飛んで行った。
そこには永遠に目を開けることのないおじちゃんがいて、私は泣いた。
涙が止まらなかった。
もっとお見舞いに行きたかった。
「早く元気になって家帰って来てよ!」ってもっと言いたかった。
もっともっといろんな事教えてほしかった...
おじいちゃんへ
こんにちは。元気ですか?
私の事覚えてますか?
変な奴と思っていませんでしたか?
正直おじいちゃんは怒ると怖かったけど、それも全て私のためだったんだよね。
でも、おじいちゃんが笑った顔はとても好きでした。
私はおじいちゃんが好きでした。
本当に・・・本当にもっと話したかった。
時々おじいちゃんを避けていた自分が許せない。
いなくなってからじゃ、遅いのに。
話せなくなってからじゃ遅いのに。
存在がなくなってからじゃ遅いのに...
もう、話すことができないけど、私はおじいちゃんを忘れません。
おじいちゃんとの思い出はかけがえのないもので、全てが私の思い出です。
本当に
ありがとう...
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