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「銃と果実の組曲」から 黒猫
作詞 綾子
有りの儘を理解して下さる君を困らせて仕舞いそうな
いまの僕は頬を濡らして
君が勧める音楽のベース音で心を洗う
さて こんな気持ちの名前は何と表されるのでしょう

繰返す同じ毎日に入り込む衝撃的声弦が
死んだ様に生きる生命体へ響き返す

一秒先も判らない世界にて手探りをして呼吸する
冬溶けの風が 青さを抱く小さな胸を砕く
銃と果実が愛し合う瞬間 時が止まると同時に
ヒトは天使に成る可能性を失う事を知った若さ故の僕


久し振りに出逢った空気は今日の泪を消した
恒久に流れるメロディーは
才能を持たない僕の怖いモノ知らずを
躍動させて明日を奪う危険を伴っている

頷く尊さが 偶然だった筈の総てを
必然に感じさせて仕舞うのです不思議でしょう

基本のコードに乗せて計算出来ない命を嘆く
何処へでも越えて行く 遠い君の元へも行く
転がして突き刺して 息が止まると同時に
祈りは御身に行き届かなく成る

此の手はたった一つを掴む為に位置する
春を呼ぶ忙しさが 青さを抱く小さな胸を砕く
銃と果実が愛し合う瞬間 時が止まると同時に
ヒトは天使に成る可能性を失う事を知った若さ故の僕

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 「銃と果実の組曲」から 黒猫
公開日 2005/04/01
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コメント 音楽がやたら心に響いた時の詩です☆☆
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