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いま きづいたよ。
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| 作詞 YUKI☆ |
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今日で先輩たちは卒業なんだなぁ。
今までの思い出が頭の中でぐるぐるしてる。
「○○先輩のｺﾄ、好きなんでしょ」
いきなり聞かれた時はぶったまげたなぁ。
どこからそんなウワサ出てくるんですか。
てか有り得ないし。
あっさり言ったのに次の日には何故か本人まで伝わってたりして。
ウワサって怖いなーとよそ事みたいに考えちゃって。
思い出したら笑えてくる。
いっぱいいっぱいの先輩との思い出。
2年間一緒に部活したりしてたなんてなんか夢みたい。
一言で表すなら あっとゆーま。
二言で言っていいなら 笑いまくった。死にそうだった。
今日でソレは全部オシマイ？
ゲンシュクな式の真っ最中。
すすり泣きの声が聞こえてきた。
ウワサになった先輩の横顔が見えた。
目が赤い。名前を呼ばれて返事した声は微妙に裏返ってた。
いつもだったら大爆笑したところだけど
なんでだろ。
先輩にいってほしくないって思ってる。
らしくないね。って友達に言われても苦笑いしか出来なくって。
退場する先輩の後姿。
2年前に初めて会った時よりも
大きくて 遠い気がした。
なんでだろ。
やけに周りがぼやけて見える。
なんでだろ。
あぁ、わかった。
私 ホントは先輩のこと好きだったんだ。
今気づいても遅いのにね。
もっと
もっと早く
気づけばよかった。
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