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感謝
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作詞 隼人 |
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俺がお前に言ってやりたい事はたった一言。
『ありがとう。』
この一言を言う為に今まで待っていた。
この一言の重みを初めてしった。
俺がお前を傷つけた時、お前は笑って許してくれた。
あの時も俺は傷つけた。
俺はいつもお前を傷つけてばかりいた。
それでもお前は俺と一緒にいたいと言ってくれた。
そんなお前に俺からの気持ち。
『ありがとう。』
お前と別れてまだ日も浅い頃。
俺の携帯の懐かしい着信音が鳴った。
お前からのメールだった。
『元気にしてる?いきなりメールしてごめんね。
また会って話がしたいなぁ・・・。』
俺はそのメールをシカトした。
最低だなぁと思いつつ今メールしてはいけないと思った。
お前の事を突き放したのは俺だけど、
俺はまだお前の事を思っている。
その事を知っているから余計にメールできない。
喋れない。沢山謝りたい事だってある。
沢山喋りたい事だってある。
け ど
今何を話したらいいか、
何を伝えたいのか、
自分の心の中がどうなっているのか、
わからないままメールをするわけにはいかなかった。
ただ思いつく言葉は、感謝の気持ち。
『ありがとう。』
今まで俺に付き合ってくれて『ありがとう。』
って言う言葉だけだった。。。。。
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