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Rough Moon
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作詞 伯爵 |
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フォークの音が今の2人を引き立たす
後味の悪さも誰かのせいにしたい気持ちもあるけれど
夢を握った右手を離す改札口 いつもの「さよなら」もどことなく意味深に聞こえる
その笑顔と向き合う度にでこぼこは増えるけど
元に縮み始める 最大値を知ってるかのように
好奇心にかられながら 汚れた手で 再び隣のドミノを倒してしまう
欲しいのは君という固有名詞じゃなきゃいけないのに
歪な空気 互いに感じ取って 裸とは違う自分を取り繕って
それでも答え合わせは まだもう少しあとにしようか
柔らかな君の髪が軽くなびいてる
はしゃいでいた日々といつも潜んでいた寂しさに吹かれて
僕が決まって遅刻してたウエストパーク 奇妙な落ち着き 何となく焦燥を感じる
今となれば あのわがままさも 懐かしく思えて
もう戻れないと悟る 時間の力に我知らず唸る
いつからか考えること覚え始めた 同じくらいの意地を抱えながら
君だって涙を見せつけちゃえば全て丸くなるのさ
夜景をバックに愛を抱きしめ合っても 時間はそのシーンを置き去りにして
隙間風は吹く 例外なく 前触れもなく
この胸に直接響く 不道理な衝動 一度動き出したら 身勝手に揺れるばかりだから
不機嫌を保っていても 汚れた手で 君が流す涙まで拭えるから
思い浮かべる時 余計胸が苦しくなるんだよ
歪な空気 互いに感じ取って 裸とは違う自分を取り繕って
それでも答え合わせは まだもう少しあとにしようか
とりあえず今夜の月が沈むのを待とうか
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