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☆先生☆
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作詞 たいら |
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私達が出会ったのは桜舞う去年の春
本当はさぼりたかった始業式ではじめてあなたを見た
あなたはきっちりスーツで、私はダラダラの制服
私より10も年上だったあなた
私があなたを意識し始めたのが暑い夏
追い込みの夏期講習で必死なあなたに私は釘付け
関係代名詞とか無駄に長い単語とか
私の分からない言葉ばかり話してたあなた
私の「好き」の気持ちが確信になった赤い秋
あなたと話したくて話したくて学校中走り回ってた
やっと見つけたあなたはひとり屋上で読書
その本のおもしろさを一生懸命教えてくれたあなた
少しずつ二人の距離が近づいた冷たい風吹く冬
もうセンター目前であなたは本当に忙しそうだった
でも、私だけの為に頑張れって言って欲しかった
そしたら優しく頑張れって言ってくれたあなた
あなたと毎日会えなくなる涙の卒業式
私は友達と大泣きなのにあなたは普段どおり
そんなあなたらしいとこも大好き全部大好き
おもわず口にしたら笑ってくれたあなた
二人だけで出掛けるようになった今年の春
あんなに遠かった私たちの距離も今はこんなに近い
お互いの体温も息遣いさえも手に届く距離
ずっと一緒にいようなってキスしてくれたあなた
今じゃもう、毎日会って朝の挨拶は出来ないけれど
私にはこんなに確かなあなたの気持ちがある
離れていてもこんなに近いあなたの気持ちがある
ここまで長かったけれど、ここからも長いよね
ずっと一緒にいようね 先生
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