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四月の雨
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作詞 萌恵 |
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ふとラジオから流れてきたメロディーに
私はあなたに恋を覚えた春を思い出す
鳴り止まない鼓動のように
いつまでもこの唄は四月の雨を染まらせていくよ
今この傘の下で 私はひとり
傘を突き抜けるほど空はこんなにも泣いているのに
泣けない私はただ
生まれて初めて感じるこの気持ちにひたすら震えていた
この雨はあなたの涙でしょうか
ついさっきまで私のそばで笑っていたのに
どうしてそんな遠い所へ行ったのでしょうか
そうして私はこれからまた誰かを好きになるのでしょう
あなた以上に愛せる人はもういないと分かっていても
この星を包みこむあなたの優しい涙は
私の届かぬ願いをのせて流れ落ちていった
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