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恋愛診療
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作詞 黒葉 |
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それでは 真実をお教えしましょう
無理な願いは儚い
無駄な憂いは要らない
恋が感情を失くすと それは それは
怖いことなのです。
恋とは乞うことから始まり
あの人を乞いたいと願うから恋になる
「実るばかりが 咲くばかりが
幸せとは限らない真実に 辿り着く
その苦しい痛みを知るならば
恋など欲しくはない」とは仰いますが
我が儘な心理と相反するのは
心自身が貪欲に恋を求めて死にそうだからなのでしょう?
けれど本能に従うままに 貴方は恋を乞うてるのです
確かに 一人で生きていけないという普遍の真理に
ただ従属してるだけなのです
されど 感情を捨てきることに疑問の一つも感じませんか
空を叩けば 星も降るでしょう
雨に泣けば 涙で溶けてしまう
ロマンスは その気になればドコへでも転がっているのです
何にだって 恋はすることが出来るのです
恋に縛られてるのか
乞いに支配されてるのか
故意に知らぬフリをするか
…こいには しゅるいがあるのです。
さぁ、ところで 真実をお考えにはなりませんか。
恋を否定すればするほど 貴方の心には
あの人が 棲みついているのだ、と
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