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朝。
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作詞 清里 ユイ |
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熱いミルクティー飲みほして
窓からのぞく曇り空
昨日降った雨をちょっと恨めしくにらんで
暖かくなった ある春の日
水たまりは相変わらず曇り空
少し湿った朝の空気
早く起きすぎてしまったけれど
「悪くない」と空を見上げた
何も変わることのない雨上がり
車の音も鳥達の声も
きっと変わることのないそんな日常
大好きな音楽を聞きながら
読みかけの本をまた投げ出す
白い紙としばらくにらめっこ
結局描けた絵はちょっと気に入らない
冷えた足先を見つめて
散らかった服をかたずけてみる
ぬいぐるみも私の手を見つめて
「おはよう」と呟いてみる
何も変わることのない春の朝
電車の音人の足音話し声
きっと変わらないけれどそれもいい事
春の朝はちょっと湿った曇りの日
誕生日ももうすぐくる
何も変わらないけれどそれも多分いい事
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