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Frightened Freeze Flyer
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作詞 霧闇 |
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空を翔べる少年は その羽を愛していた
はばたくと真っ白に 2枚の羽根が輝いて
空を翔べるんだ 純粋に羽根を愛していた
空を翔べるのが 時とともに怖くなっていった
何で僕だけが飛べるんだろう?
何で僕には羽根があるんだろう?
怯えてしまった少年は
その羽根を凍らせた
もう2度と翔べないように
怖がられることが怖かった
空を翔べた少年は いつも怯えられていた
凍っていたとしても 羽根はついているのだから
望んでいないよ 翔べたって楽しくなんかないよ
望んでいるのは 羽根がなくなることだけなのに
何で僕だけに羽根があるんだ
何で僕だけに羽根をつけたんだ
震えている少年を
地獄に招いてみる
地獄に突き落とされた少年は
怯えられた自分が怯えてしまうような
そんな生き物を見た
空高くに、光が見えた
火炎地獄の火 使って氷を炙り溶かして
強くはばたいて 愛してた空を舞いながら
火炎で荒らしてしまった羽根に
ごめんと言って、ありがとうと言って
怯えてしまった少年は
もう一度空を舞う
何だって 誰だって いつか役に立てる日がくるんだ
怯えても 凍っても その時には輝けるはずだよ
白く輝く羽根のように
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