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嘘八百
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作詞 彩蓮 |
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あぁ血が流れてます ドクドク
壊れた街で 匂いのする街で
僕は何か見ました
それは
美しいものではなく
人の形をした、汚く黒く汚れた何か
血で汚れた僕を見て ただ寂しく
その薄汚い街に溶け込んで 立っていました
あぁ雨が降っています サラサラ
冷たい雨は 希望のない雨は
地にあたって染みました
嘘もつけずに
笑って立ち上がって
足元に咲く青い花を、汚れた足で踏んで
雨に濡れても凍えても ただ寂しく
その薄暗い街に溶け込んで 笑っていました
僕が見た何かは
なんだったのでしょう
たぶん 人にも満たないような もっと根元の形
きっとあの暗く汚い場所は
過去の僕らの居場所
僕達はきっとそこに還る
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