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空力サイズ0.5
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作詞 空繰技師 |
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先週が一つ終わるたび
放課後ギター手にして
無人の教室の隅
弾き慣れた唄を口ずさむ
青春が過ぎ去らぬ様に
朝焼けギター手にして
自分の無力さ重ね
轢き慣れた車輪に揺られてる
『流されるまま』
それが痛くて
それが辛くて
言葉零した
涙落とした
けれど
突き抜ける影 窓から吹き込む風
遠く回る風車 空の色はただ赤
紫の雲を浮かべながら
止んだ夕立から 遠ざかる積乱雲
それだけがあればいい
それだけがあればいいと
思えたのは何故だろう
例えば全て壊れちまって
世界にたった一人で
昨日も明日も無くて
それでも歌 唄えるかな
『失ってしまう』
それが怖くて
それを恐れて
言葉濁した
涙流した
けれど
加速する日々 空映る水溜り
車輪が跳ねた先 陽の光に煌き
世界を反転して見せた
限り無く青から 近づく地平線
それだけがあればいい
それだけがあればいいよ
不安なのは僕だけじゃ
無いから
触れ合えぬ日々 触れ合える意味
真実は遠くて 偽りがそこにあった
『気がしていた』
けれど
突き抜ける影 窓から吹き込む風
遠く回る風車 空の色はただ赤
紫の雲を浮かべながら
止んだ夕立から 遠ざかる積乱雲
加速する日々 空映る水溜り
車輪が跳ねた先 陽の光に煌き
世界を反転して見せた
限り無く青から 近づく地平線
それだけがあればいい
それだけがあればいいと
笑って
それだけがあればいい
それだけがあればいいよと
笑い合って
何処かで手を繋げればいい
迷いや苛立ち躊躇いや切なさ
希望や未来や願いや答えに
この手で触れ合って生きていければいい
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