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あなたと私
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| 作詞 瀬衣 |
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中３の春
その日は春には似合わない雨の日で
あたしははやく学校に着いたんだ
その日は始業式の日で
最後の1年 新しいクラスが始まる日
あたしの次に誰がこの教室にくるのかな・・・？
次に来たのはあなただった
でもわたしあなたの子と知らなくて
「この人誰だろう?」って思いながらあなたを見てた
そしたら２人目があっちゃって
どうすることもできなくて
思いついた言葉
「おはよう」
・・・あれ！？ ２人の声がかぶってる
びっくりしてあなたを見たら
あなたも同じくらいびっくりしてた・・・
同じコトをおもったんだ・・・
思わず２人とも笑っちゃった
「今日から同じクラスだね。ヨロシク」って言った私
「ヨロシク。俺ら気が合いそうだね」って言ったあなた
それからうちらはすごく話すようになった
本音を言い合える仲のいい友達に・・・
何も考えずただ過ぎていく毎日を、楽しく過ごしてた
あなたと一緒に あなたの隣で・・・
そしたらいつの間にじめじめの梅雨の季節も終わってた
あなたと一緒に あなたの隣にいるうちに・・・
１学期も終わりを告げて うちらは友達のまま夏休みを迎えた
毎日メールをしたよね。
でも心の中は、あなたに会いたい気持ちでいっぱいだった
その時やっと気が付いたんだ
あなたが隣にいる幸せに
あなたを好きだという気持ちに・・・
あなたは、私のことをどう思っているの?
あなたの心の中にいる女の子は誰なの？
中３の夏
始業式の日 1ヶ月ぶりに会ったあなたは真っ黒に日焼けしてた
前みたいに２人で話をした
あんなに会いたかったあなたが近くにいて私と話してる
そう思ったら恥ずかしくて 真っ赤になちゃった
そんなあたしに気付いたあなたは
あたしのおでこに手を当てて
「かっこよすぎて俺にほれた?」ってあたしに言う
あんまりにもあなたらしいから
「違います」ってあたしらしく返してみる・・・
なんか、うちららしいね。って２人で笑うんだ
体育祭 盛り上がったね
リレーで走るあなたは、すごい緊張してる
「がんばってね」ってあたしが言うと
「俺のかっこいい姿見てろよ」ってちょっと強がった返事
そんなあなたとこれからも
一緒にいさせてほしい あなたの隣にいたい
あなたの心の中にいる女の子は誰ですか？
私の気持ちをあなたに伝えてもいいですか？？
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