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セピアの想い出
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作詞 千笑 |
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小さな石に躓いて
大きく転んでしまったよ
拍子に心の宝箱
ぱかっと開いて零れ落ちた
大切な想い出たちが
空気に触れて
少しずつ色褪せていく
拾おうとすくっても
なぜか手のひらから零れ落ちて
さらさらと風に舞っている
今まで動いていたものが
空気に触れて動かなくなって
あたしを見ない瞳を見つめ
涙を流したの
涙は輝くけれど
想い出は止まったまま
想い出はその瞬間輝くから
セピアの想い出 じっと見つめて
過去を振り返ってみた
笑ってるあたしがいた
泣いているあたしがいた
周りにはいつも
誰かが側にいてくれた
心の傷を笑顔に癒されて
言葉にできない想いを詩にして
精一杯の声でうたってみた
またいつの日か
この詩も想い出になるのかもしれない
セピア色に変わるかもしれない
だけど
大切な想い出に変わりはないから
たとえ色褪せても
セピアになったとしても
想い出は生きている
この胸で ずっと・・・
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