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願い
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作詞 杏仁豆腐 |
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自分の価値が見出せない時
誰からも必要とされてないと気づいた時
1人夜空を見上げると
このままふっと消えてしまえたらと思う
思いっきり泣いてちゃらにしたいのに
ぎりぎりで涙が出なくて
今、誰か1人でいいから
私のそばにいて「大好きだよ」と包んでくれたら
届かない願いを何度も何度も思い浮かべて
自分にないものに憧れて
何もかも手に入れれば
私を見てくれるのではないか
と思ってもがいてみても
それはただのないものねだりだとわかっている
1人暗闇で涙をこらえながら泣いて
胸が痛んで辛くて苦しくて
何度も繰り返し繰り返し自分に言い聞かす
「がんばれ」「がんばれ」
何のために私は此処に居るんだろう
見つからない理由
自分が社会の醜い寄生虫のように思える
それでも心の中で叫び続ける
気づいて・・・助けて・・・
もうちょっとがんばってみょうと思うのは
いまいち期待して踏み出せないでいる自分が在るから
そんな自分に
どんなに惨めでも生きようとする自分に
嫌気がさす
ボロボロになった心
さみしいという気持ちに鈍感になって
やっと気づいてみても
そこにはもう何もなかった
後悔してももとどうりになる事はない
今ふっと1人この夜空に消える事ができたら
なかったものになれるとしたら
私は進んでその道を選ぶだろう
それでもどこかで期待している
この世界のどこかに私1人を必要としてくれる人が居ると
その人を私は全力で守る事ができるだろう
誰か1人でいいから誰か1人でいいから
「ワタシダケヲアイシテクダサイ」
つぶやく
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