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死は怖い
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作詞 羽琉 |
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死ぬ事ってなんだろう どういう事なのかな
辞書を引いてみても
ただ短く省略された文が並んでいるだけ
命が尽き呼吸がとまること
そんな簡単な文だけで辞書を引いて
死の意味を知ろうとした人にわかるのかな?
私みたいに 死ってなんだろうって考える人は
死の重さ 命の大切さが理解できるのだろうか
考えてみると生命を持つものは
毎日動いているし 時間も感じる
そうやって歳をとってゆく
命が終わる時どんな気持ちになるのかな
自分がもうすぐ死ぬってわかる人の
悲しみと絶望はどんな感じなの?
死んじゃったらどうなるんだろうって
それだけを考えるだけで怖いよ
自分がなくなっても他の人たちは生きる
笑う 泣く 怒る 喜ぶ 悲しむ 幸せを感じる
こんな当たり前の事が死んじゃったら
できなくなっちゃうの?
今まで生きていたものが焼かれて灰になって
空をのぼるけれど それってどこへいくの?
自分がなくなっても他の人たちは生きる
頑張ったり時には手抜いたり
もう一度やってみようって考え直したり
そんな当たり前の事が死んじゃったらできなくなる?
今まで笑っていた人が急にいなくなって
みんなは悲しむけれど いつか忘れられるのかな
みんなの心の中で生きていた人は
その心からもいなくなる 生きられなくなる
怖い嫌だよ 死は何よりも怖い
話せなくなる 笑えなくなる 誰にも触れられない
そんな悲しさと寂しさはどうすればいい?
誰かが助けてくれる?
明るい光の方へ導いてくれる?
そんな救世主はいないのに
ただ今「死」が怖くて怯えている
嫌だよ みんなと一緒にいたい
死ぬなんて考えられないよ
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