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踏切自殺
作詞 なづな
此の儘 蒸発して消滅して仕舞いたい
踏切の音が鼓動と同じ速さで働く夕立の時

何も上手く行かなくて 泪さえ枯れて心が枯れた
何方か雨の様な泪を僕の為に流して下さるかな
少しの恐怖 明日への絶望 今の総てを
切れない線路に托して

君は何も知らない 僕も何も知らない
此の鼓動が途絶えたら何処か彼方へ行って仕舞うの
叱ってくれ そして強く抱き締めて
張詰めた息の根を溶かして慰めて

自分の取柄が見当らない苦しい思考
其れを越えて大人に成るのなら弱い儘で良いと

結局何も出来ない 無力さがまた壁を築いて行く
孤独ではないのだけれど何処か取り残された様な空気が沁みる
明日は何時も 成る様に成る 運命を今
君の身体に宿して

君は何も知らずに 君を何も知らずに
死んで逃げる事を考えたのは他の誰でもなく僕自身なの
嘲ってくれ 生きている証を見せて
折れて萎れそうな生命線まで抱き寄せて

疲れ過ぎた まるで総てが壊れて流れそう
始発の本線列車が急ぐ こんな時代に生を授けた
如何致せば良い

君は何も知らない 僕も何も知らない
此の鼓動が途絶えたら何処か彼方へ行って仕舞うの
叱ってくれ そして強く抱き締めて
崩れない為に傍に居て欲しい

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル 踏切自殺
公開日 2005/02/01
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コメント 情緒不安定で、自分の中の生命線が折れそうな時程、よりリアルな詞が書ける事に気付きました^^ヒトって独りじゃ生きられない事を痛感した時の唄です。
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