ご自身で作詞された歌詞を「うたまっぷ」で発表するコーナーです。皆さんのご投稿をお待ちしております!
無料歌詞検索・うたまっぷトップへ
 人気投票

無料歌詞検索・うたまっぷトップへ

冷蔵庫、電子レンジ、ウサギ、ボク。
作詞 霧闇
そうただ単純に人間の欲望の一部であったはずだ
そうただ単純に僕は縋り付く物が欲しかったんだ
そうただ単純に背中を預けられる物が欲しかった

そうただ単純に そうただ単純に そうただ単純に

トモダチが欲しかっただけだったんだ

綿の飛び出た人形を抱きしめて
耳の裂けたウサギを抱きしめて
部屋の隅で腹話術師になってる
涙声がウサギの思いを語ってる

涙声が僕の思いを奏でられる?

そうただ単純に信じられる物が欲しかったんだよ
そうただ単純に腫れた目を冷やして欲しかったよ
そうただ単純に心を冷やす冷蔵庫みたいな僕の体

そうただ単純に そうただ単純に そうただ単純に

暖めてくれる人が欲しかったんだよ

縫い痕だらけの人形抱きしめて
冷たく笑うウサギを抱きしめて
部屋の隅で泣きながら笑ってる
ウサギの体を温めてあげようと

冷蔵庫は電子レンジになりたがる

火傷するほどに暖めて欲しかった
融けてしまうほど愛して欲しいよ
多分それは叶わないかもしれない
だったらせめてせめてお願いです

縋りつかれても倒れないくらいの力をください
背中を預かっても大丈夫なだけの力をください
友達になれるだけの病弱じゃない体をください
信じる気持ちを裏切らない強さと力をください
涙を真っ直ぐ受け止めてあげる強さをください
誰かを暖めてあげることぐらい赦してください
誰かを愛して愛し続けることを赦してください

冷蔵庫のような僕は
誰かを冷やすことしかできないですか?
でもホラ、腕の中のウサギは
僕の体温が移って暖かいよ。
ウサギのその体温が僕を暖めてくれるよ

やっと気づいたよ。
僕は

そうただ単純に愛しもせずに愛されたがってたよ

綿のはみ出たウサギの笑顔が


輝いて見えたよ

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
掲示板、
ブログ等に
リンク
URL▼

リンクタグ▼
歌詞タイトル 冷蔵庫、電子レンジ、ウサギ、ボク。
公開日 2005/01/30
ジャンル
カテゴリ
コメント そうただ単純に気づかなかっただけだ。
霧闇さんの情報













うたまっぷTOP作詞スクール歌詞検索自作歌詞愛ことば便アーティストクリップうたまっぷインディーズ俳句・川柳
お問い合わせ歌詞リクエスト登録リンクURL登録音楽関係リンクサイトについてプライバシーポリシー
うたまっぷ