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天国の君へ・・・
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作詞 0ground |
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高校入試という人生の踏み切り
遮断機は下りたまま
回り道をすればいいものを
遮断機を跨ぎ前に進んだ
越えた先に何があったのか
今はもうわからない
知る手がかりは轟音に消え
突然の別れは何も残さなかった
残されたのは傷だらけの仲間だった
今どこで聞いていますか
天国の高校には受かりましたか
今どんな授業を受けていますか
本当に幸せですか
この涙 届きましたか
楽しいことを探し
苦しいことに突き当たり
小さな両手で悩みを隠して
喜びを探して
悲しみばかり見つけて
誰にも告げることなく旅立った
もう届かないどこかへ
この世に寂しく残った君の
抜け殻はもうすぐ灰になって
でもそれも見届けよう
涙で前が見えなくても
人が流した涙は流れ
行くべき道を示すだろう
残されたもののために
道しるべをつける君の姿は
見えなくても 人の力になる
給食の余りは しばらく続くけど
“余り”なんかじゃない
君のいた“印” 君の残したわずかな財産
君に届かなくても
ぼくは悲しくない
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