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エンジェルソ\ング
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作詞 稲津真一 |
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微塵もない僕の勇気で やっと聞き出したメールアドレス
これで少し距離が縮まったと胸の中で大歓声
毎日のようにたわいのない 出来事ばかり探して
こいつを通して同じ時を一緒にいたかった
『メールしてくれてありがとう(^0^) 今すごく寂しかったんだ』
思わず体が緊張したよ
『少しでも君の支えに…』でもそこまで作って消しちゃった
一昔前の3和音 だけど僕の大切なエンジェルソング
君からのメールだってすぐ分かるように
普段なら言えない様な事も この小窓には気兼ねなく書ける
色んな世界がこいつの先には待っているんだ
二人で会うことはないけれども 昔よりも仲良くなれた
お互いの悩み相談 受けたり受けてもらったり
日に日に君への恋心は 大きくなって行くばかりで
君にとって僕は一体どんな存在なんだろうか
『最近恋とかしてる?好きな人とかいないの?』
さり気なく聞いてみようかな
『やっぱりやめよう』そう思ったときにはもう遅くて
最先端の電波に乗って 僕の言葉は飛んで行った
今さら後悔しても そいつを取り消すことは出来ない
でもあせる心に時々 少し期待してるドキドキ
もしかしたらに身を寄せるのが男の性ってやつかな?
けれど 10分経てども 20分経てども
君からメールが返ってこない
さらに 30分経っても 40分経っても
センターに問い合わせたって
『未読メッセージはありません』
お願いだからエンジェルソング 早くその歌を聞かせてよ
目の前の景色が崩れていくのが分かるよ
祈るような気持ちで アンテナを振ってみたって
こいつは何一つ答えちゃくれないよ
ところが突然エンジェルソング 待ちに待ち焦がれた3和音
崩れかけた景色が一瞬にして張り詰めていく
『ゴメン、お風呂に入ってたm(__)m』 緊張の糸が切れる音
僕はまだ君の海で泳がされているだけだったみたいだね
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