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「ｇｒａｙ・・・」
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| 作詞 笹生 にき |
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窓に張り付く雨音並べて 君の涙を想ってた
今にも泣きそうな街を こぼれたグレーが覆ってた
君といた場所が見えて 流れ 右目の端に消えた
遠くに見え隠れする 彩られた色も 広がっては隠れた
どうして僕の鼓動は 静かな音なんだろう
どうして君の瞳は 熱くなっていくんだろう
その飛んでいく速度が 君に届けばよかったのに
切れ間のない雲が続いてる 昨日の夜尖った爪で
その先をひっかき回しても 空回り
探しても 探しても 見えない
あの日無くした二人から見えない
夢に出てくる思い出を投げて 君の心を叩いてた
すぐにでも見つかりそうな道に滲んだグレーが溢れてた
君と見た光が揺れて 瞬き 右手の指で塞いだ
近くに集まっては増え 細かな模様広がっては消えた
こうして僕の記憶は 黙っていくんだろう
こうして君の足跡 残していくんだろう
この守っていく温度が君を求めればよかったのに
諦めた唇 未来を語らずに 昨日の空につぐんだ
この二次をひっかき続けても すり抜ける
試しても 試しても 行けない
あの日重ねた場所へ行けない
窓に張り付く雨音並べて 君の涙を想ってた
夢に出てくる思い出を投げて 君の心を叩いてた
どこまでも続くグレーが僕を覆ってた・・・
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