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青色
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作詞 吟遊詩人 |
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悲しいくらいの空の青さに
言えなかった言葉たちを思い出す。
どうしてこんなに僕の羽は
小さくなってしまったんだろう?
悲しいくらいの海の静けさに
はしゃいでいた君を思い出す。
ここには思い出がありすぎて
前に進むことを忘れるよ・・・
涙も笑顔も、分かち合えたから
大切に時間を過ごしてきた。
壊れることはこんなにも
簡単な事って知らなかったよ。
君が好きだった青い色が
僕の目に映るたびに悲しくって
どうしてこんなに空は青いの?
よく晴れた日だから僕の心は雨・・・
悲しいくらいに空は青くて
君のいつもの笑顔、思い出す。
おでこを指で小突くと決まって
困った顔してその後笑ってた。
悲しいくらいに海は青くて
最後の夜の泣き顔、思い出す。
ポロポロ涙をこぼしながら
「一人で平気・・・」って笑ってた。
朝目覚めた後、間違って
君の分のコーヒーを作った。
砂糖はたくさん入れるんだったね?
いつも無理して飲んでいたっけ・・・?
君が好きだった青い色が
まだ僕の部屋にはたくさんある。
今日は灰色の空だから・・・
この部屋で君を感じていたいんだ。
部屋から飛び出した君を
どうしてかな・・・今も待ってる。
おっちょこちょいな君だから
忘れ物でもして帰ってくる気がして。
君が好きだった青い色が
僕の目に映るたびに悲しくって
どうしてこんなに空は青いの?
よく晴れた日だから僕の心は雨・・・
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