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瞳と目薬、僕と君
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作詞 DDman |
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瞳にうっすらと映る君の姿はぼやけてる
僕の瞳はまるでレンズ
大きく写るもの 小さく写るもの ぼやけて映るもの
色彩豊かだったり 淡色だったり
僕の瞳は気まぐれらしい
君が去るときハッキリ映った君の背中
今までに無いくらいに鮮明に大きく映っていた
今でも残っているよ 焼け付いてしまった
欠落感は消えない 襲い来る恐怖 飢え、渇き
僕のレンズは潤わない
君は僕にとってまるで目薬だったのかな
このまま心は侵食されて 精神は崩れるのかな
何も無い井戸に放り込まれたような
長時間耐えられるものではなかった
たった少しの時間だっただろう
しかし僕を闇に放り出すには十分な時間だった
こんなに弱かったんだね
もう一度だけ見せてよ あの笑顔
僕のレンズを潤して欲しいんだ
君は目薬 僕は瞳
君がいなければレンズは渇いたままなんだよ
まだ残るあの記憶 去った君と失った僕
君の姿を映すのは最後でよかった
でも 待つのは疲れたんだ生きることはやめるよ
そのとき、僕のレンズによみがえるあの光景
今度は背中じゃなかったね 君の泣き顔
死に行く僕をなきながら抱いた君の瞳には僕
僕の瞳には君
それまで 涙は出尽くした僕のレンズが潤いに満ちた
「涙」と言う名の二つで一つの目薬で…
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