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「鍵。」
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作詞 美遊。 |
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忘れもシナイ 5年前の今日
キミから渡された アパートの鍵
もう 使うコトがナイと知っていても
ボクは 今も捨てるコトが出来ずに
窓の外降る雨は ボクの涙
窓を伝う水滴は 流したい想い出
晴れを忘れた空 まるでココロの様に
今もこの手の中 ぎゅっと握りしめて
ずっと一緒にいよう
このコトバに 嘘はなかったよね
もう届かない問いかけ 消えゆく言霊
ボクは ずっと迷路を彷徨い続け
離れてる方が ココロ繋がってたフタリ
一緒にいる方が 淋しさ募るキモチ気づき
交わすコトバ 触れ合う手さえ冷たく
ココロの扉 閉まる音だけ 微かに響いた
もう開くコトのナイ その扉に
この鍵が 無意味だと知っていても
捨てるナンて出来ないよ キモチと一緒に
一度は 確かだと想えた愛情なのに
キミに送ろう メッセージ添えて
どうか いつまでもシアワセに
キミのシアワセが ボクのシアワセだから
そう 鍵に話しかけながら 涙で封を閉じた
ありがとう 数え切れナイ安らぎ
ありがとう ボクだけに注がれた笑顔
何度コトバにしても 云いきれないくらい
ポストに落ちる封筒の音 切なく響く
哀しい音にカラダ震え いつまでも涙溢れ
ボクも ココロの鍵 静かに閉じた
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