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宝物の君へ
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作詞 色葉 夢芽 |
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君と一緒に過ごした日々
青く広がる空の下
眩しい光を放つ陽の下で君と遊んだ
出会いはささいな事からで
それでも僕は忘れてなんかない
僕の家の前を鳴きながら
必死にアピールして生き延びようとしていたね
そんな姿が 愛しく想えて君を拾いました
美味しそうに牛乳(ミルク)をなめる君
可愛らしくて 可愛らしくて
心惹かれました
君は朝起きればいつだって
僕に会える時をウズウズしながら
待っていてくれたね
君の名前を呼んだらすぐに
僕の所まで走って来てくれたね
そんなところずっと大好き
なのに 何故君はいなくなるの?
寂しすぎていつまでも泣き続けたよ
逢いたいよ もう一度
僕の元へ 帰ってきて
寂しいよ 泣きそうだよ 今でも ・・・
本当は知ってるよ
君が自分の子を守ったこと
母親として二人の子達を 守ったんだね
だから 君はいなくなってしまったの
寂しいけれど 僕は 君に
がんばったねと言いたいよ
そして その君が守った子達を立派に
育ててみせると 自分に誓いました
だけど ごめんなさい 僕は未熟者です
君の大切な子達を守りきれなかった
ああ 君にはごめんな事ばかりかけてしまうね ・・・
君に時々乱暴なことした 強引な事たくさんした
それでも君は こんなちっぽけな僕の所へ来てくれたね
すごく嬉しかったよ 本当にありがとう
君にいっぱいグチったね だまってジッと聞いてくれたね
すごく嬉しかったよ 本当にありがとう
君は僕の中の汚れた心(モノ)をかき消してくれたね
傷を癒してくれたね 和ませてくれたね
本当に・・・ 君は僕の宝物です
たとえもうこの世にいなくてもずっといつまでも宝物だよ
君との想い出は僕の心(なか)で生き続ける
どうか 安らかに眠って ・・・
そしていつか生まれ変わって もう一度出逢いたい
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