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涙
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作詞 Y2 |
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子供の頃 よく泣いた
人の数倍 よく泣いた
その涙は価値があったろうか
高校に入り ふと気付いた
"もう何年も泣いてない"
どんなに感動するドラマでも
泣かなかった
どれだけ悔しくても
泣かなかった
涙をみられたくない意地があった
気がつくと泣けなくなっていた
泣いてスッキリしたい
そう思っても泣けなかった
その時から 泣こうと努力した
泣ける映画も 見に行った
試合で負けると 自分を追い込んだ
それでも泣けなかった
自分はもう流せないのか
子供の頃の純粋な涙を
自分はもう泣けないのか
これから何をしようとも
そう思った刹那 涙が溢れてきた
何年分もの蓄積された涙が
鏡を見て 嬉しくもあり 情けなくもあった
笑いながら至上の涙を流し
ただひたすら 鏡に見入った
バカみたいに
この涙は価値があったろうか
きっとある
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