|
|
|
雪夜子守歌
|
作詞 芝生 |
|
白い雪が咲き乱れる頃町はにぎやかで
空にも星くずと満月が身を潜めている
なのに僕はいつもと変わらない静かな日々を
一人で過ごす羽目になってしまった
やなことあった日は早く寝ようと横にはなるけど
思い出してなかなか寝付けない 時がたつ
いつもならこんな時隣から聞こえてくるのに
かすかに覚えている君の子守歌
毎晩同じ歌を同じ時に唱えてくれた君は
今日どこで何をして何を想っているのかな
暗い部屋の中から見える 光る六の花を
君もどこかで見ているのかな、なんて
床につく 枕越しに君と夢で出会う
出来るならあなたと同じ夢を見たい
聞かせてくれ 僕の永久の雪夜子守歌
耳元で優しく口ずさんでくれ
笑い声が聞こえてくる中僕は泣き顔で
冷たい布団の中うずくまって夢を見ている
そのたび目が覚め そのたび泣き叫び途方に暮れる
こんな聖夜は初めてのことだと何度もつぶやく
あなたが初めて聞かせてくれた夜もこんなふうに
雪が舞い 冷え切った体を寄り添い聞かせてくれた
二人分の思い出が詰まった 雪夜子守歌
きっと響き渡る いずれあなたの元へ
毎晩二人で過ごした夜は今では幻で
今あるこの現実がすべてだと僕は言い聞かす
暗い部屋の窓から差し込む 月光の元で
君もどこかで目を閉じているのかな、なんて
雪の降る 寒い夜は一人でやりきれない
出来るならあなたと同じ夢を見たい
教えてくれ 君の永久の雪夜子守歌
白い息弾ませて口ずさんでくれ
これほど寂しい日は他にはないだろう
これほど君と居たかった日は他にはないだろう
これほど君のことを想っているのに
君は知らん顔して平気で僕を苦しめる
床につく 枕越しに君と夢で出会う
出来るならあなたと同じ夢を見たい
聞かせてくれ 僕の永久の雪夜子守歌
耳元で優しく口ずさんでくれ
雪の降る 寒い夜は一人でやりきれない
出来るならあなたと同じ夢を見たい
教えてくれ 君の永久の雪夜子守歌
白い息弾ませて口ずさんでくれ
|
|
|