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すり傷
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作詞 透(とおる |
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あの日
僕は独り校庭で
みんなが帰っていくのを見ていた
手を繋ぎながら
笑いながら
幸せそうに
あるいて行くみんなをみて
何故か僕は切なくなった
毎日毎日 走り続けるこの足を
僕は止めようとしなかった
休む間もなく
ずっとずっと 走り続けた
こけたって
すりむいたって
誰も助けてくれはしない
そんなことは分かっているのに
何処かで期待している自分がいる
額からにじみ出てくる汗と
目から零れ落ちる涙
僕は止めようとしなかった
涙が無くなるまで
泣き続けたいと思ったからだ
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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