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Selfish
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作詞 空繰技師 |
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僕が足りない物語は
君の中では終わってて
それゆえに君の話題に
僕がのぼることはもう無い
君が足りない物語は
僕の中ではエピローグ
終わらない別れ話に
読み飽きて放り出して
ねぇ
本当の続きは何処にある
生きていればいつか会える?
掌伸ばした先に
掴めず指先擦り抜ける星にも似て
終電間際の改札で
買った切符を破いたのは
君の方だったっけな
ベルが遠くで鳴っていた
始発間際の改札で
落とした切符を隠したのは
僕の方だったっけな
間抜けな最後の別れ方
夢を見れば楽になる
睡眠薬一匙で良い
心を解き放った先
君じゃなくてもいいから君に逢いたい
それが
逃げ道だって良い
偽りだって良い
そうじゃなきゃ
こんな世界
思い描いてた
理想の自分が
腐っていく
溶けていく
生きる意味が無くなっていく
なぁ
過去に意味など無いんだ
未来も大して欲しくない
君を抱ければそれでいい
背負った傷を癒して欲しいんだ
掴めなくとも
星だとしても
君じゃなくとも
ただ君に逢いたい
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