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笑唄―\えみのうた―\
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作詞 架橋虹 |
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艶やかに笑んでも所詮其処は泥沼
蝶のようにと振る舞えど所詮あなたはあなた
望み描いたものとは違うけれど
これはこれで善いのかもしれない
月夜烏の声よ
「逃げてないで」と云う、あなたが一番現実から目を叛けてる
気付いてはいないのでしょう、きっと今でも笑っているわ
独り笑む面に憫笑
蜘蛛の糸掠め天にのぼる今日の風
綴る刹那に息を呑みつつ花を離すの
空の遠さが何故だかとても怖い
逃げ出そうにも離れられないの
硝子の上を駆けよ
重い手足に現在(いま)、枷のようにすがりつくのは鎖なのかしら
束縛の架す旋律に、いつの日か永遠の別れを
蒼白の面に嘲笑
どこまで歩けば、あなたの云う「夢や希望」が見えてくるのかしら
気付いてはいないのでしょう、きっと飾るものは要らないの
此処に差す光に微笑
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