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気付かなかった、両想い
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作詞 橘 沙弥 |
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今、僕の目の前にあるたくさんのカセットテープ。
そのテープ全てに君の声が詰まってる。
「今日はね…」「○○だったんだよ!」「楽しかったんだ」・・・
けど、もうその声を君の口から聞けない。
君は昨日死んでしまった...
君が死ぬ直前に録音したテープを今、聞いてみる。
「ありがとう。あなたのコトは忘れない。
私のコト忘れないでね。
さようなら... 大好きだよ...」
だって。
それを僕は君の口から聞きたかった。
最後の言葉は僕のそばで
僕の耳元で言ってほしかった...
どうして?どうして僕を呼んでくれなかったの?
どうして僕のそばで「さようなら」を言ってくれなかったの?...
今から君に最後の言葉を言うよ。
もう遅いかもしれないけど、ちゃんと聞いててね。
「ありがとう。僕だって君のコト忘れたりなんかしないよ。
君のコトが好きだから。大好きだから。
両想いだったんだね。もっと早く気付けばよかった...
でも、今度僕がそっちに行った時はよろしくね。」
ちゃんと聞いててくれた?
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