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立夏の蛍
作詞 誇和
・・・硝子の君は凛と音を奏で 立夏の風に歌う
砕いた氷と共に流した紙の花 


幼い夢隠したモノ  銀の蓋に鉄の鍵
鎖で結び海に沈めた 恐れに竦んで
凍てつく水に手浸して  引き上げたのはあたたかな腕
蛍のように微か光 歌のように 放つ君


たったひとつの灯(ともしび)でした
泣き叫んでた僕の『ほんとう』を照らした 君
流れゆく時の中の永遠(とわ)
君こそがたったひとつの灯(あかり)です

栄光に酔いしれた愚かな冒険者  引き返すには遅すぎたと嘆く手を  
優しく引いたのは ゆっくり歩もうと微笑む 君


壊れそうだった僕のこころ癒してくれました
そして永遠を否定させました「さよなら」
今も時は流れるのだと 知りました
風が撫で行くのは 舞えない蛍、灯


穢れなき 小さな灯は 全てを守り抜き貫き 誇り捨てず
誓いは 悲しい別れの言葉
くれた歌に乗せて返すから「愛しています」


立夏の風に君を思い出す 硝子の命で歌っていた君を
散った硝子は氷のようだった ちぎった恋文は花弁のよう  だった

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歌詞タイトル 立夏の蛍
公開日 2004/12/03
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コメント 君に、君に、伝えたかった。別れの言葉なんかじゃなく。きみは、ああ、まるで『人魚』のように―\―\―\・・・
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