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進路
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作詞 純 |
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白い世界に愛しい影
それが貴方だと知ったとき
どれだけ深い悲しみを覚えたでしょう
寒さに震える身体を必死で隠しながら
貴方は私に笑いながら何か言う
寒さの中凍えそうな身体 それでも笑顔は暖かかった
抱きしめたいのに 足が前に思うように進まなくて
それこそ必死で 沈んだ足を起こし続けた
目の前にあるのは紛れもない貴方なのに
どうしても 掴めなくて泣いた夜
空には満天の星が光るのに
何故か儚く感じた 空 見つめていた窓近く
白いレースのカーテンが涙をぬぐうように 揺らめく
白い世界に一人の貴方
どんなに辛くても弱音も吐かず 笑っている
私に貴方は眩し過ぎて
その時 前を見ることさえ出来なかった
確かにあった愛しい影
白い世界に浮かぶ影
どんなに手を伸ばしても手に入らないと知っていた
いくら 叫んでも乱れないと実感していた
どうしても 掴みたかった
ねぇ、「愛しい」よ
目をつぶっていた弱虫は私
そして脱皮を繰り返し
ようやく 立派になりました
もう 泣いていいよ
しもやけになった手 かゆいだろう
真っ赤な頬に 伝う涙が ゆっくり解凍していくから
次第にほら 何だか暖かくなる
愛しい影と私の影は やっと重なった
白い世界は色づいて 鮮やかに周りを染めていく
愛しい人 それは貴方
一人の世界は 終わりを告げて
これから 私と築くこの世界へ
貴方を白い世界に取り残すことなんて出来なかった私
今度は私を掴んで離すな
またあの世界で迷子にならないように な 。
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