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鳥籠
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作詞 鳥居いずみ |
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弱りきった体から 零れ落ちる雫を
掬いあげて飲み干してほしいの
私がこんなに脆くなったのは
繋ぎとめていた鎖があったから
どうか鍵を開けないで
私を逃がさないで
今更どうやって生きろというの?
ひとりにしないで
きまぐれに漂う この種を
無責任に見縊らないで
いつか芽吹く緑色は
こんな籠には収まりきらないのに
醜い姿は閉じ込めても
もう必要ないのなら
どうして殺してくれないの?
ひとりにしないで
どうか鍵を開けないで
私を逃がさないで
今更どうやって生きろというの?
ひとりにしないで
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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