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君と僕の境界線
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作詞 紗花 |
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いつか見上げたこの空は
戸惑うほどに鮮明で
今日も空は何も変わらずにそこにいる
このすべての幻から救ってほしい
何も変わらないと信じてた
何も変わらないと失望して
止まる事なく過ぎて行く時の中で…
水平線 紅い世界 僕達を繋いでくれないか?
ただ、誰かに助けてほしくて
ただ、誰かに笑ってほしくて
すべてを受け入れるほど僕達は強くない
ごめんね ごめんね、と言って
笑いながら君がこぼした一粒の涙
君と僕が堕ちた日に
ただ、響く心の奥の方…君の歌声
君は此処にいるのに
君は此処にいないこと
知らないふりをしたまま、ただ笑いあった
そして僕達は過ちを繰り返す
ただ君が綺麗で
ただ君が儚くて
憧れた君の優しい笑顔をただ見てた
それでも君と僕の境界線は消えない
何も確かなモノは無いけれど
只一つ信じた
君の眼に今でも映る空の蒼さ
今ではそれしか映さない
君はその先に何を見る?
きっとある筈なんだ
あの空のムコウの
海の底フカクに
気づけば、いつも見上げてた筈なのに
空はもう違う色で
太陽は同じ所を永久に廻り続ける
ただ、誰かに助けてほしくて
ただ、誰かに笑ってほしくて
すべてを受け入れるほど僕達は強くない
ただ君が綺麗で
ただ君が儚くて
憧れた君の優しい笑顔をただ見てた
ねぇ… お願いだから
もう一度 笑って下さい
失くした君の笑顔
それでも僕は君を守り続ける
君の瞳が迷わぬように――
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