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キライになれたら
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作詞 ラウム |
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そうあれは暑い放課後 夏の日
忘れ物に気付いたのは下駄箱前
長い廊下を引き返しながら
静かな四角の空間に
あたしの足音がやけにうるさかった
ふと止まる 誰かの話し声に
教室ドアの手前あのコの笑い声と
聞き間違えるはずのないあの人の声
知らなかったのはあたしだけ?
足が動かない ここから早く逃げたいのに
聞きたくって聞いたわけじゃない…
耳をふさいでも入り込んでくる言葉に
スカートの裾握りしめて涙こらえた
ねえ、神様
素直に喜んであげれないあたしを
どうか許して
ねえ、神様
酷いことばかり考えちゃうあたしを
どうぞ叱って
ねえ、神様
キライになれたら楽なのかなぁ
期待するのが上手なあたしは
あなたの言葉じゃなきゃ
目が醒めないみたい・・・
隠さないで本当のこと言って
欲張りなあたしは
優しいあなたの笑顔を求めちゃうから
いっそのこと冷たくしてほしいよ
嘘でもいいから突き放して
キライになれたら・・・
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