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ひみつ
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作詞 すぴか8号 |
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雨がやんだね もう辺りにはなにもない
君は夜のしずくのキラキラがついた傘を小さな手で持つ
僕をみて少し笑うから 僕も困ったように笑ってみた
夜のひみつ 宇宙のしずく
足元からはえる冷たい積み木の間から 月が顔を出す
君の手と僕の手が一つになる 君は傘めいっぱい宇宙に向けて
宇宙のため息にのって ぐんぐんぐんぐん 三日月ベンチまで
夜のひみつ 君のひみつ
お茶でもしようか 君は細くて白い手で、僕に角砂糖を差し出した
白いカップに注がれた 宇宙のかけら
夜の秘密 僕のひみつ
夜が明けると消えちゃうひみつ
僕は夜のひみつを知らない
君は夜のひみつを知らない
僕は君の視線の先に 何があるかなんて知らない
君は華奢な肩のあたりに 僕の視線があるなんて 知らない
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