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月帰り
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作詞 ノンステップバス |
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月に帰るよ 君との時間はもうおしまい
荷物をまとめて 明日になったら...さよなら
笑うなら笑って良いよ これは事実なんです、ホントに
その笑みがどこまで続くか 僕と君の我慢比べ
からっぽになる白い部屋の中 僕は一人ダンボールに埋もれた
妙に光が眩しい窓際 枯れてしまった花が泣いてた
いつの間にか居た君が どうして?と尋ねるものだから
もう一度ゆっくりしっかりと 僕は月に帰る、と笑って言った
夜になったら出て行くから 出来れば笑顔で見送ってよ
キラキラ光った君のその笑みが 僕の心に光をくれた
ほら窓の外を見て もうすぐで僕のお迎えの時間だ
それなのに君と来たら カーテンで綺麗な空を全て隠した
僕の嫌いな涙を流して 君は言ったよ「どこにも行かないで」
小さな体をピタリとくっつけ 服に涙の跡が滲んでく...
月が空へ来いと叫んでる 遮られた布の隙間から
君に捕らわれた服が軋んだ でも僕は空を指差し笑った
「僕にとっての月は 君だから 別に空に行くわけじゃないよ
帰るところは一つしかない 照らしてくれる君の心の中だけ...」
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