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心臓の役割り
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作詞 林檎 |
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星の光・硬いベッド・乾いた匂い
いつもの夜
いつも私は宇宙の川中に立ってる
でも孤独な川蝉がこっちを睨むから
この舌に雑草が増えていく
脈動は世界の陽画
私の内部の消化器官が毀れていくの
貴方の中に流れる血を移植して欲しい
遺臣を教えて欲しい
無欲な理由を知りたい
肝臓の下の膵臓を潰して下さい
魂だけ抜き取って
椿の華を鏤めて行く
中枢神経支えておいて
黒い絵の具を胃に溜めている
抱いていて内臓が無くなるほどに
死者に薔薇を届け
私は闇を切り裂く
夢を食べる狼
脳を食べてしまって
亡者よ
醜い私を隠して
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本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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