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それを止(と)めたのは
作詞 恭(ぅゃぅゃ)
泣きたぃだけ泣ぃたら
きっと楽になるだろぅと
分厚ぃ眼鏡で物知り顔の紳士が囁ぃた

私は同年代の
生き物が何百と集まる
箱から逃げ出し孤独を求めて走り去る

帰って重ぃ錠を下ろし
自分だけの空間で独り
膝を抱ぇて子供みたぃに声を上げて泣く

『嘘つき…ちっとも楽にならないじゃなぃ…』

一番確実な選択肢
誰より自分が知っている
永久の静けさを得るすべは余りに多すぎる

一瓶分の錠剤か
安全でなぃ『カ』のつく武器か
それとも一本のロープで終らせるか

ふらりと揺らぃだ心
それと共に倒れた踏み切り台
ダメ・やっぱり私この世界に留まってぃたぃの

 ぼやけたの中で
 錠が無残に壊されて
 入ってきた何かは私をきつく抱きしめた

『求めてぃたものが、見つかったみたぃで』

 ふぃに包まれた温もりの中で
 溢れた涙はさっきとは
 比べ物にならなぃ程温かく

 きっと彼らに必要なのは
 知り尽くした顔で語る
 教師達でもただ問ぃただす親でもなく

『ただ、少しの気持がこもった暖かさ』

本作品の著作権は作詞者に帰属します。
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歌詞タイトル それを止(と)めたのは
公開日 2004/11/01
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コメント 新聞に載っていた自殺率と、私の友達の経験を思い出しながら書きました。最後の選択を止めるのに必要な物は、大層なことじゃなくて…
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