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幸せな手紙
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作詞 У∀∫μ |
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僕の彼女さん、覚えていますか?
君と僕が付き合い始めたのは偶然からでしたよね
君が、毎日図書室で勉強する優等生でなければ
僕が、図書委員でなければ、
僕らが彼氏と彼女の関係になることなんて
なかったんじゃないでしょうか?
いつも、一生懸命試行錯誤しながら
英語の問題集を解いてる君の横顔は、
英語が得意な僕にとってちょっとおバカさんでした。
でも、問題を解けたときの君の笑顔は
とてもまぶしかったです
中間テストが近くなり、いつもよりもっと
長い時間図書室にいるようになった君は
ちょっと疲れて見えました
中間テストが終わり、ちょっと安心したような君は、
うっかり寝ちゃいましたね
そろそろ、授業が始まるよと起こしに行こうと思ったの
ですが、あまりにも気持ちよさそうに寝ていたので
ほっておきました 今思えばこのとき起こしていたら
僕と君が好き合うことはなかったんじゃないでしょうか
その次の日少し怒ったような顔で勉強していた君は
僕のほうに歩いてきて、なんで起こしてくれなかったの
と、怒っていました 僕はただ一言 ごめん
今思えば僕らが最初に話したのはこのときでしたね
その後30秒くらい沈黙が続きましたね
僕らは一度も目をそらさずにお互いを見ていました
そして、君は照れながら 英語得意でしょ?
私に教えてくれない?僕はためらいながら
別にいいけど・・・ そして、英語を教えていたら
また、一時の沈黙 そしてお互いの顔が20cmも
離れていないのに、僕らはお互いの顔を見ていましたね
そして、君とのファーストキス 沈黙の中で
なにか、お互いのサインが通じ合ったかのような
完璧な、でもなにかぎこちないキスでした
まさか、まだ付き合ってもないのにキスをするなんて
しかも、相手が優等生の君なんて僕には未だに
信じられません
その、一年前のぎこちないキスから、
君の家の前での昨日のキス
僕らがキスし始めてもう1年が経つんですね
今日は、僕らが初めて話してから一年経った記念日です
僕の幸せな手紙はいかがでしたか?
僕は、あなたと出会えて、話せて、キスできて本当に
幸せです この手紙にはあえて「。」はうちません
「。」をうってしまうと、この幸せな手紙が
終わりそうで怖いんです でも終わらせないわけには
いかないので、「?」で終わらせたいと思います
僕と、結婚しませんか?
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