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「さよなら」じゃなく「ありがとう」
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作詞 Spia |
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たった1秒そこらの会話で
お互いが見えなくなっていた
それまでの月日が静かに
終わりを迎えようとしていた
楽しい時は共に笑って
悲しい時は共に泣いて そして
苦しい時は二人で乗り越え
過ごしていけるものだと思っていた
今年もまた一つ年を重ね
その分大人になったと思ってた
だけど大切な人に愛してる事を
伝えられない様じゃ
まだ大人とは言えないかもしれない
君がいて 僕がいて
一緒にいることが幸せだと思ってた
でもそうじゃないんだ 本当の幸せは
お互いの悪い所を
認め合うことで生まれるんだ
初めて会った時もそして今も
あの山は赤く色づいていた
話もメールもしなくなったけど
携帯の画像では君は笑ったまま
毎週会っていた日曜日は
今もやっぱり早く起きてしまう
遠足の日の子供みたいに
しばらくはまだそれで思い出すだろう
喜んでくれる君の顔が
いつも僕の喜びと重なるんだ
でも「さよなら」の予感を感じていても
それを見せないで
笑ってくれた君に謝りたい
僕がずっと持ってた
君の家の鍵を送ろうとしてる
君に伝えたい言葉がまだあるなら
僕は迷わずに
「さよなら」じゃなく「ありがとう」と書くよ
胸騒ぎが続く
これが切ないというのかな
ポッカリと穴の空いた日々
ホントにごめんね もっと早く気付けば
こんな気持ちのならずに済んだのに
君がいて 僕がいて
一緒にいることだけでいいと思ってた
でもそうじゃないんだ 本当の幸せは
常に押したり引いたり
することで生まれるんだ
今でも君の事を
好きだと言ったら怒られるかな
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